貴社の重要なKPIは??

経営指標となるKPIは幾つも有ります。
例えば、2つのKPIを比較するとどちらが重要でしょうか??
①売上げが最重要??
いいえ、・・・。
②利益(率)が最重要??

どちらも重要ですね。
他にも重要なKPIは有りますが、・・・。
今回、比較する対象がこの二つのKPIなら、弊社が考える重要なKPIは、①売上げよりも、②利益(率)です。
理由は、2つ。
・売上高を拡大するために支出が売上げを上まると利益が出ません。
・利益が出ないと赤字経営となり何時でも使える現金(キャッシュ)が無くなります。

例えば、
バケツを貴社の財布。
財布の中のキャッシュは、バケツの中に貯める水。
キャッシュが財布の中に多く残っている事は、利益(率)が高く経営が安泰です。
ここで、もしバケツの底に穴が開いていて、入れる水がどんどん漏れてしまう状況を考えてみてください。
この状況では、穴から流れ出る水の量と流し入れる水の量のバランスで損益計算書の成績は変わります。
前提として、入れる水の量が同じ場合を考えます。
比較するのは、バケツの底に開いている穴から流れる水の量のみが変化する場合。
流れ出す量が少ない場合
入れる水の量 10 > 流れ出る水の量  3
10 –  3 = 7 = 利益増加
流れ出す量が同じ場合
入れる水の量 10 = 流れ出る水の量 10
10 – 10 = 0 = 利益増減なし
流れ出す量が多い場合
入れる水の量 10 < 流れ出る水の量 15
10 – 15 = -5 = 利益減少
この傾向が毎月、毎年続いてしまう事をイメージしてください。

それでは、利益率を改善する方法を考えてみます。
一番標準的な改善方法は、固定費削減などで支出を減らし利益(率)をキープする手法も有ります。
そして、・・・・。

では、貴社の事業の現場でバケツの穴に相当する状況とは、どんな状況でしょうか。
この場合、適切な支出はバケツの穴から流れ出る水から除外します。
弊社が考えるバケツの底に穴が開いていて中の水が流れ出ている状況とは、・・・・。
それは、同じ失敗を繰り返している状況と考えています。
しかし、全ての失敗が悪いとは考えていません。
『同じ失敗を繰り返す』事が、勿体ないと考えています。
「そんなこと分かっているよ。」と云うお声が聞こえてきそうです。
そうです。『同じ失敗を繰り返していて』は、勿体ないのです。

弊社の調査・分析では、『同じ失敗を繰り返す』状況を、大きく4つに分類しています。
状況は、
①失敗が特定のヒトに限定されている。
②失敗が特定の工程に限定されている。
③どんな時に失敗してしまうのか特定できていない。
④どこで失敗してしまうのか特定できない。

上述の①~④に分類された状況が、貴社の組織の中に一つでもあれば、これからご提案する方法で貴社の利益率改善のお役に立てると考えています。
質問です。
4つに分類した『同じ失敗を繰り返す』原因は、幾つ在ると思いますか。

実は、真の原因は一つです。

弊社が考える原因とは、企画や資料作りに必要な手順や内容の定義が曖昧になっていて、それぞれの個人や工程任せになっている事が失敗を繰り返す原因と考えています。
よって、対策は手順や内容を定義して、組織全員で共有しながら場面毎、ヒト毎の文脈から得た知恵や気付きを能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』に継続して学習さて組織のメンバー全員が参加して知恵や気付きを共有すれば、同じ失敗は組織から無くなります。
貴社で働く事が楽しくなります。
なぜなら、ヒトは失敗したくない生き物だからです。
言い換えれば、失敗が無い組織とは、何時も成功を繰り返す組織です。
周りを見渡してください。
会社を辞めて行くヒトたちは、立てた目標が達成できずに辞めて行くヒトが少なくありません。
失敗が無い組織は、働きたいヒトが集まるはずです。
最近の有効求人倍率は3.9倍と高止まりしています。どの事業者さまも人手不足で求人しても応募者が集まらないと嘆いています。
何かのご縁で集まっているヒトを、採用難のこの時代にわざわざ辞めさせる必要は無いのではないでしょうか。

話しを戻します。
この状態になれば、もうバケツの底に穴は開いていません。
能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』を使いながら業務を遂行すれば誰が担当しても、成功を繰り返します。
そして、成功を繰り返していれば顧客のリピート率も向上するはずです。
そして、新規顧客開拓や新規開発の成功率も向上するでしょう。
その結果、上質な成果を出し続ける組織になるでしょう。
この成果は、誰か特別なヒトに頼る奇跡や偶然に頼るのではなく、経営者の采配によって計画された組織の必然的な結果です。

お伝えしているように、利益率改善や売上げ拡大には、組織全体として同じ失敗をしないために必要な対策が有ります。
具体的には、
①失敗が特定のヒトに限定されている場合
【現状】
→特定の人に原因が有って、そのヒト個人の問題だ??と片付けて居ませんか??
→対策は、辞めてもらうしかない。などと考えていませんか。
【想定原因】
→知識不足や調べる方法が間違っているなど、幾つか勘違いをしている可能性が有ります。
【解決方法】
→失敗する仕事周りの流れを、場面や登場人物などの文脈で語って貰いましょう。
この時の重要なポイントは、「だって、○○○なんだもん」と、言い訳を含めて貰う事が重要です。
結果のみの「間違いました」だけでは、原因は特定できません。
多くの場合○○○が真の原因に近い事が多く、原因への対策を考える事が出来るようになります。
そのため○○○と対策を場面などを含む文脈で能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』に学習させましょう。
後日、業務の文脈に中に○○○が起きた時、目の前の状況を以前問題になった事、そして問題を回避する対処方法などを担当者の役職や経験レベルに合わせて能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』が教えてくれます。
だから、同じ間違えの再発防止が出来るのです。

②失敗が特定の工程に限定されている場合
【現状】
→ある部門の対応が悪いと連携先のせいにしていませんか??
→その部門と付き合うには、コツが必要なんだよ。と云って、特別扱いしていませんか??
【想定原因】
→適切なタイミングで双方が求める情報の提供と受け取りが出来ていない事が考えられます。
部門間連携は仕事の中でもコミュニケーションが特に重要になります。
コミュニケーションは、状況や目標を共有して作業のゴール(成果)に必要な情報の提供と受けてりが重要です。更に、タイミングも適切でなければ、大きな失敗を起こしてしまう危険が有ります。
【解決方法】
→製造現場では、一つひとつの作業に必要な時間や材料そして加工方法などをきっちり決めていて、一つの製品が出来るまでの工程を繋げて進捗や品質を管理しています。
弊社は、非製造部門にも同じ発想の仕組みが必要と考えています。
非製造部門に導入する仕組みとは、能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』に企画が立案され実行されるまでの流れを文脈として学習さて、どんな役職だろうが新人だろうがどんな場面で何が必要になるのか、どんなタイミングと内容を揃える必要が有り、どんな仕上げが求められているかを文脈として提供します。誰でもより上質な品質の成果を実現できるようになります。

③どんな時に失敗してしまうのか特定できていない場合
【現状】
→気が付いたらいつの間にか失敗している??何で失敗するのか特定できない。
→好ましくない結果(失敗)になったら、最初からやり直す。
この場合、同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。無駄は、時間や資金だけではなくヒトの心の元気も浪費して離職率を高くしてしまいます。
【想定原因】
→非製造部門が行う業務を分類すると①前例が多く定型化された業務、②前例などが少なく定型化されていない業務に分けられます。②の前例が少なく定型化されていない業務に失敗の原因が多く潜んでいます。なぜなら今までの業務ノウハウの伝承は、必ずヒトからヒトに伝承していく必要がありました。しかし前例が少ない業務は、前回の経験者を見つけ経験者と未経験者を組ませてコーチングで育成していくOJTが出来ない場合、多くの事例で失敗してしまいます。
【解決方法】
→②のように前例が少なく組織内でノウハウを伝承し辛い業務を一つひとつ能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』に学習させて、人経由でなくてもノウハウや場面などを含む文脈で伝承します。能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』は同時に複数の業務をサポートできるので、組織内の失敗を削減する事が出来ます。

④どこで失敗してしまうのか特定できない場合
【現状】
→失敗してしまう工程が特定できずに、完了するまで失敗している事に気が付かない。
→予め失敗分を考慮して多めに仕事を進める。失敗は、検査で除外すれば良いと考えていませんか??
【想定原因】
→本来成功するために必要な行程に不要な工程が含まれている、若しくは必要な工程が含まれていない事が考えられます。
【解決方法】
多分成功するだろうと云う仮の工程が有れば、大丈夫です。
その工程を能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』に学習させます。
学習させた多分成功するだろうと考えている工程を基に作業を進め、都度能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』の教師データに結果をスコアとして反映さ、少しずつでも改善の記録を残します。
個人こじんでは気が付く事が出来ない関係も能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』は見えなかったヒントを浮き彫りにして、失敗のない企画立案や資料作りが出来るようになります。

能力拡張型AI・人工知能『コーチングエンジンⓇ』に業務を学習させることで、貴社を失敗しない組織に成長させることが出来るでしょう。
このように同じ失敗を繰り返さなくなれば、不必要な費用を流し続ける無駄を断ち切る事が出来ます。

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